神棚

神棚　配置

神棚の配置について

神棚の配置について

神棚は、家や事務所などに崇敬する神社の分霊や御札など、神道の神様を祀るための棚です。
家では、家族がよく集まる茶の間、リビングなどの場所に設けられます。
家族全員が親しめる場所で、清浄な場所、静かな場所、明るい場所に配置します。
神棚は、東向きか南向きの方角で、大人の目線より高い位置で出来るだけ高い場所に設置します。
配置する場所の上が２階で、そこを人が歩いたり、あるいはタンスや押入などで物を置いたりする場合は、配置した場所の天井に「雲」を付けておきましょう。
雲は、神棚を配置した上には何もありません、という意味で、木彫りの物や紙に書いた物などがあります。

神棚を設置したら小型の神社を摸した宮形（みやがた）を置き、そこに伊勢神宮や氏神、信仰する神の御札を納めます。
宮形が三社造りの場合は、中央に神宮大麻、向かって右に氏神さまのお神札、向かって左に崇敬する神社のお神礼をお祀りします。
宮形が一社造りの場合は、一番手前に神宮大麻、その後に氏神さまのお神札、次に崇敬する神社のお神札を重ねてお祀りします
そして手前に神鏡（しんきょう）、榊（さかき）、燈籠（とうろう）、神饌（しんせん）を供え、神棚の最上部には注連縄（しめなわ）を張り、そこに紙垂（しで）を4枚はさみます。